おいらの師匠の言葉で、今のおいらの座右の銘でさぁ。
簡単そうな料理ほど、その心が表れる。
おいらそう思うね。
だからこそ「見た目」を気にしないでもいい
家庭料理こそが本物の料理なんです。
商売料理はお金を頂く以上、見てくれを良くして利益を出す、これがどうしても優先するからです。
もてなしの心がそのまま味になって出てくる料理の筆頭が、
『茶碗蒸し』ですわ。
シンプルだけど、こんな繊細な料理もあまりねえです。
具の事をあれこれ杓子定規に考える必要はありません。あまり物で結構でさ。
おいら達はトリ肉、白身魚、エビなんぞを使うときは、そいつに薄塩をなめさせてます。
生臭みや水っぽさを、おえるためです。
こいつは時間が大変ですから、家庭では【しょう油洗い】がオススメです
。材料に数滴しょう油をかけるだけの話ですわ。
これでグンと仕上がりが違ってきますぜ。
下ゆでした野菜も水気をしぼってから「しょう油洗い」すると効果があります。
ついでに、白身魚で簡単にしゃれた一品を作れる蒸し料理を紹介しときましょう
。『淡雪蒸し』です。
下ごしらえした魚と野菜に「しょう油洗い」をしてやり、器に並べます。
簡単なわりになかなかの料理になります。旦那が感心すること間違いなしですわ。
薄い銀あん(薄味の餡かけ)でもポン酢でもお好きな物で召し上がります。
下の写真は見た目は劣りますが味では上回る、濃い餡かけバージョンです。おいら、家ではこれですね。
暑すぎてクーラ冷えした身体は夏バテ気味でやしょう。あえて身心が温まる物を取り上げました。冷蒸しなんてのもありますが。
■材料の生臭さを抜いてやり
■温かい料理は熱くして
■冷たい料理はよく冷やして
この心遣いと、思いやりともてなしこそが
本物の料理です。
忙中閑あり、和食に寒なし








