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2006年09月08日

マダイ

「腐ってもタイ」ってくらいで、
名前にあやかろうと訳の分かんねえ魚まで
**鯛って名乗ってるのが何十種類もありやす。
正真正銘、魚の王様ってわけだ。
鯛1.jpg


眞鯛(マダイ)、関西の人は本鯛。
料理法もざっと思いつくだけで、
刺身で
姿造り、活け造り、切り方で、薄造り、引き造り、霜皮造り、皮八重造り、糸杉造り
洗い
鯛しゃぶ
その他の料理は
姿焼き、山椒焼き、浜塩焼き、鯛村司(雀鮨)、焙烙焼き、鯛飯、鯛茶漬け、鯛ちり、鯛潮、兜煮、兜焼き、鯛田麩、鯛南蛮、鯛麺、骨蒸し、葱蒸し、豆腐蒸し、兜蒸し、姿蒸し、もつ煮、金箔椀、まだまだあります。
特に姿焼きは、
『目出鯛』と言いまして、祝宴、祝い事には欠かせません。


おいら達は・・、生け簀で生かしてる魚を使う事がありますが、この内7割くらいは養殖モンでして、鯛もそうです。
鯛2.jpg

でも料理によっちゃこんな天然ダイも使いますね。
鯛3.jpg


狙いはこれです。
鯛4.jpg


鯛かぶとですね。
こいつが旨い。

潮汁
まず二つ割にした頭を適当な大きさにカットします。
鯛5.jpg 鯛6.jpg
頭の割り方はこちら
形を活かしたいときはカット無し。
それを湯通ししてすぐに冷水に取る「霜降り」をして
綺麗に洗います。
昆・だしと酒、塩で仕上げます。
お好きな野菜などと組み合わせますが
おいらが薦めたいのは生海苔です。

塩釜焼き
荒塩に泡立てた卵白を混ぜた塩釜を作り(酒をたっぷり加えて)、
それで上等の昆布で包み込んだタイかぶとをカマクラ様に覆い
200度以上のオーブンで30分ほど焼きます。



姿焼き
板前からのアドバイスとして
焼く2〜4時間前(魚体の大きさによる・大は長め)に
『くい塩』をしておく事(串で鯛の表面にムラなく<ハリウチ>して塩を振っておくこと)
鯛は目玉と周辺が旨い。くい塩のとき目玉に塩をのせておく事
(焼くときに落とす)
『化粧塩』を忘れるとヒレが先にコゲる。
胸ビレ、腹ビレ、尾ビレにたっぷり塩をすりこんで焼く事
鯛7.jpg





どの料理にせよ塩が大事です。


タイのさばき方はこちらの記事です


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posted by 魚山人 at 06:23 | Comment(4) | 魚類 | 魚山
この記事へのコメント
おいしそー
また、着ます。
Posted by みほ at 2006年09月08日 07:23
魚は時々おろしていますが、鯛の頭を半分に割るのが難しいです…
コツがあると聞きますが、なかなか割れません。

養殖物は栄養たっぷりの餌で育つので、天然の魚よりカロリーが高いそうですね〜
のなで、できるだけ天然の魚を買うようにしています。
Posted by chaba at 2006年09月08日 13:35
三枚おろしの記事と同じ理由で、
鯛の頭を二つに割るシーンと解説は避けました。
魚の頭をまっ二つにするのを「なし割り」と言うんですが、
上記と同様、これはいくら説明しても無駄だと考えるからです。
どんなに懇切丁寧に図解しようと、
ある程度の経験がなければ出来るものじゃありません。
『頭じゃなく手で憶える』ってやつですね。
それをあえて解説すれば次のようになります。

1 魚の頭頂部を手前に向け、真っ直ぐに立てる。
  (大事なのは安定感、グラつかない様しっかり固定)
2 出刃の構造を確認する。
  (これが出来ないと失敗します。和包丁は片刃ですから
   硬いものを自然に切り込むと左にズレます。
   真っ直ぐ切るには、
   硬い部分に当たったとき、柄を握った右手、
   右側方向にズレるよう右向きに力を込めます。)
3 口に包丁を真上から突き刺すかっこうで、ど真ん中
  (魚の上アゴ、真ん中の歯の間)
  に切っ先から入れる。
  *この時の体の立ち位置が重要、
    左半身をまな板に向ける*
4 包丁の切っ先が中心線に食い込んでも、
  切ろうとせずに立てたまま限界まで押し込む。
  この時点で包丁が僅かでも左にズレたら失敗。
  (中心線からはずれている)
  絶対にうまくいかないのでやり直し。
  頭の中央線以外は切る事が出来ない。
5 刃がうまく中央をとらえたら
  テコの原理を頭に浮かべて包丁を跳ねらせる
  (支点が刃先の部分、力点が右手)
  包丁の刃全体が作用点になる。
6 5がうまくいけばあっさりと下まで切れる。
 
7 二つになった頭を、をさらに細かくカットする場合。 
  これも包丁が簡単に入る部分があるが
  熟練の板前でもその部分をさぐるのは至難の技。
  出刃の根元を使いましょう。
  叩き切るか、テコの原理で押さえ切るかします。
  

魚のカロリーに関しては、
おいらが知ってる限りでは、カロリー過剰を心配する必要はまったくありません。むしろエサに含まれる病変防止の抗生物質が気になるところ。
魚の場合、
カロリーよりも鮮度の良し悪しが重要になります。
栄養素である上質の必須不飽和脂肪酸が、鮮度低下で酸化変質してしまい、過酸化脂質になってしまうからです。

カロリー(熱量)になるのは、炭水化物と脂肪です。
魚の脂は動物性脂肪の飽和脂肪酸ではなく
栄養素である不飽和脂肪酸でありビタミンF群です。

つまり鮮度は、それほど重要だって事ですよ。
*しかし、あまりに鮮度の良すぎるのも問題がある。
シメたての魚(活き造り等)は、この上質の脂肪酸が身に浸透してないので、旨いと言えるものではない。
この脂は旨味でもあるので、身に充分まわるまでしばらく寝かせた魚の方が、シメたての魚より美味である。
Posted by 魚山人 at 2006年09月08日 17:27
みほさん、こんにちは。

ブログスタートですね。
おいらもまだ一ヶ月ちょいです。
互いに頑張りましょう!
Posted by 魚山人 at 2006年09月08日 17:45
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