それが丁度桜の終わる頃なので、この時期の真鯛を桜ダイと呼びます。
この産卵期が終わると、落ち鯛とか麦鯛とかいって価値がなくなりますので、秋の漁期を待つ事になります。
ともかく真鯛は日本人になじみの深い魚でして、英語でもフランス語でも表記に「日本」の文字が入ります。
真鯛にあやかりタイって魚が、分類上では何の関係も無いのに**鯛って名前が付くものが200種もいるってんだから、王様ですな魚の。
姿焼きやお造りは勿論ですが、焼き身を練りこむ「鯛味噌」、目玉のまわりを賞味する「目吸い」など、この魚ならではの独特の調理法も多い。
潮汁も、特に**のって冠が付かない限り、鯛の潮をさします。
世界中から輸入されてまして、宴会に使う大鯛等はほとんど外国産。
南半球のニュージランド産は鮮魚で空輸され、色も味もなかなかだし、旬が逆なので都合も良いですね。これは額が出っ張ってますんで、外見ですぐ分かります。
しかしこいつも大きければ良いってものではありません。
昔から「タイは目の下一尺」って言葉があり、美味なのは、40〜50センチくらいの大きさ。
養殖も盛んですが、やはり一番難しいのはあの美しい色を出す事。
どうしても黒っぽく「日焼け」しちゃう。
最近はすごく進歩してまして、一見天然と区別が出来ないのも出てきましたけど、顔つきはどうしょうもないですな。
変な話、人相(魚相)の悪い険しい顔をしてますから天然物は。
養殖のおっとり顔は一目瞭然。
この時期の鯛は産卵を控えてますから、身も当然ですが、白子と真子が断然美味。これを一緒くたにして賞味するには、丸ごと加熱調理する「鯛めし」が良いですよ。この時期だけの至福の味を賞味出来ます。

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