ジネンジョ(日本原産)、ヤマイモ(中国原産)、ダイショ(熱帯アジア原産)。旬は秋。
自然薯の天然を「山の芋」、栽培種を「山芋」と分けていましたが、現在は自然薯も栽培されています。
仲間にキャッサバ(タピオカ)とヤーコン(フラクトオリゴ糖で近年注目されてます)などがいます。
ヤマイモやジネンジョの蔓には葉の根元に葉液が結球してむかご(零余子)が出来ます。これは炊き込みご飯などで美味。
ダイショ(大薯)は鹿児島で少量栽培されるだけであまり見かけません。
ヤマイモ(中国原産)〔一年薯〕〔徳利芋〕は大きく分けて、長い長芋・いちょう芋(やまと芋)と、こぶし形(塊形種)の大和芋(つくね芋)の二種。
いちょう芋を大和芋と呼ぶのは関東でして、とろろ芋とも呼びます。これは関東で好んで使われます。
一方関西で言う大和芋は、奈良に多かったこぶし形のつくね芋。
黒い皮と白い皮があり、黒を丹波芋、白を伊勢芋と呼ぶ事もあります。
右から、いちょう芋〔仏掌薯〕、加賀丸いも、丹波いも
![]() | ![]() | |
山芋は生で食べても消化が良くて、昔から「精がつく」、「力が出る」として、滋養強壮効果が有名です。
山の自然をそのまま口に入れた様な、野趣溢れる香りも魅力です。
中でも自然薯(じねんじょ)の天然物は、味が濃厚で、最後まですりおろすのが大変なほどネバリがあります。その味はまさに山菜の王者ですね。しかしまずそこらの店では入手できません。松茸よりもさらに収穫が大変なこともありまして、市場にほとんど出ないからです。
栽培物も出荷数は多くありません。
自然薯


山芋をおろすには、ヒゲ根を焼いて切り、皮は剥かずにそのまますり鉢でおろします。おろし金よりも断然すり鉢がおすすめです。店用ならば色が気になるので皮を剥いた方が良いと思うでしょうが、自然薯ならば絶対皮つきがいいです。タワシで洗うにとどめましょう。
現在ダントツに使われているのが、長芋でして、山芋と言えばこの長芋をさすくらいになっています。
何でもソフトが好まれるご時勢からでしょうか、水気が多くネバリが少ないかわりにキツイ香りも押さえられ食べやすくなってます。
扱いやすい形と性質(煮物にも加工にも向く)も、外食店や家庭での需要が多い要因でしょう。日本の野菜全ての縮図みたいな歴史を持ってるって事ですね。

ヤマイモは和食でもよく使う素材で一般的な料理以外に、過熱して裏漉しした後他の材料と合わせて蒸すという前菜の一品などにも使いますし、飾り切り(扇、鶴、亀、矢羽根、分銅、結び文など)したもを焼いて添える事も多いです。
しかし美味しく味わうなら、やはりと出汁でのばしたとろろ汁にするか
ご飯やソバにのせてかきこむ様に食うのが一番です

画像・商品情報はこの記事で紹介しています。
タグ:山の芋(ヤマイモ)





















