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2008年03月25日

板前用語ほ〜

包丁<ほうちょう>
     元の字は庖丁、古代中国の人名である。
     庖丁(ホウテイ)は牛料理が得意であったらしい。
     大きく分けて和包丁と洋包丁に分かれる。
     ここでは主な和包丁の種類をあげる。
     古来日本では庖刀と呼ぶ人が多いが、
     上記のように語源は人名(もしくは役職名)なので
     これは正しくない。
     1 出刃包丁 (大・中・小)
       相出刃
       身おろし出刃
       身おろし
       鯵割 
       アジ切り
       他に加工出刃やマグロ解体出刃など色々
     2 刺身包丁
       柳刃(正夫)
       蛸引
       ふぐ引き(関西呼び てっさ包丁)
       マグロ切り
       マグロおろし(はんちょう包丁)
       切りつけ
     3 薄刃包丁(鎌型/関西型・関東型/東型)
       むきもの
       菜切
       皮むき
     4 骨切り/鱧切(ハモ専用)
     5 裂き包丁
       うなぎ裂き(関東・名古屋・大阪・京都・九州)
     6 寿司切
     7 麺切(蕎麦切)
     8 菓子切(ようかん切・カステラ切)
     特殊用途に
     付け包丁、式包丁(四条流・生間流)
     他にも間切、貝ナタ、スイカ切など、
     細かく分ければ和包丁はおよそ40種類になる。
      関連記事・包丁
奉書焼き<ほうしょやき>
     魚を奉書紙に包んで焼く料理。
     同様に揚げる料理を『奉書揚げ』
法湯<ほうとう>
     かぼちゃほうとう。あずきほうとう。
     薄味噌仕立てがかぼちゃ。 
     小豆煮汁に紐皮うどんを入れるのがあずき。
     紫紐(ほうとう)とも書く。
乾飯<ほしいい>
     蒸した米(もち、うるち)を乾燥させたもの。
     水で戻して食べる他そのままでま食べられる。
干し海鼠<ほしなまこ>
     なまこを乾燥させたもので「きんこ」とも言う。
     これを戻すのは非常に難しい。
     湯に入れ冷めるまでおき、
     取り出して内臓を捌く、   
     水から沸騰させ火から下し一晩放置。
     夏は3日、冬は6日これを繰り返す。
     油気が混入したり一回で長時間煮れば
     身が溶けて失敗となる。
     和食でも中華でも高級食材とされる。
牡丹切り<ぼたんぎり>
     野菜を牡丹の花にみたてる刀法。
     クワイで蕾、ゆり根や大根で大輪。
牡丹作り<ぼたんづくり>
     白身や赤身で作る刺身刀法。
     薄切りにした刺身を並べて牡丹の花を模す。
     中央にはいり卵。
牡丹鱧<ばたんはも>
     霜降りした鱧に卸人参をのせ葛を打ち蒸す。
     別名「紅葉はも」
骨切り<ほねきり>
     ハモ、アイナメ、コハダ等小骨の多い魚の
     骨を断ち口あたりを良くする。
     皮を切らぬ様に注意して細かく包丁を入れる。
     これ専用の包丁が「鱧切/骨切り」
骨酢<ほねず>
     キスやアジの小型の中骨を焼いて干し、
     当たって漉し、黄身酢や吉野酢に混ぜる。
     骨の髄の旨味を引き出すことができる。
牡丹餅<ぼたんもち>
     ぼたもちの正しい名。
ぼったら焼き<ぼったらやき>
     お好み焼きの古名。
本味<ほんあじ>
     下味をつけておいたものを器に盛る直前に
     味付けする仕上げ調味。
     素材の持ち味を引き出す和食にはこれが多く
     材料の味を損なわない手法と言える。
本煮<ほんに>
     上と同じで「仕上げ煮」とも言う。
     下煮しておいたものを仕上げる。
本膳料理<ほんぜんりょうり>
     日本料理とはこの様式を指すと言ってもよい。
     室町時代の武家で完成した食作法。
     略式となったが現在まで基本は継がれている。
     一から三までの膳で構成されている。
     関連記事 日本料理とお盆料理
本膳<ほんぜん>
     本膳料理の「一の膳」のこと。
     膾、平、香の物、味噌汁、飯
     または、椀、香の物、飯。

 

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posted by 魚山人 at 09:37 | 和食の世界 | 魚山

2008年03月24日

板前用語へ〜

片木焼き<へぎ焼き>
     杉板焼きと同じ意味。
剥ぎ独活<へぎうど>
     ウドをへぐように薄切りにしたもの。
ペクチン
     主にフルーツ特に蜜柑に多く含まれる
     植物細胞膜内の有機物。
     水や湯に溶けやすい性質。
     酸、砂糖、アルコール、塩等を加えると
     ゼリー状になるのでこれを利用して
     ジャムやマーマレードを作る。
べた塩<べたじお>
     サバやアジなどを大量の塩で上下から挟む。
     雪が積もる様に振るので雪塩ともいう。
     『あべかわ塩』の呼び名もある。
鼈甲<べっこう>
     亀のべっこう細工のようなつやをのせて仕上げたもの。
     べっこう煮やべっこう揚げ、べっこう餡など。
     高菜のべっこう漬けや奈良漬けもそうである。
別足<べっそく>
     鶏のもも。
紅粉節<べにこなぶし>
     粉節を食紅で着色したもの。
     煮物などにまぶして彩をつける。
紅鉢<べにばち>
     昔ボールの用途に使ってい陶器の器。
     糸底がなく丸形の器で現在のボールに似ていた。
<へら>
     料理に欠かせない道具で、返したり混ぜたり、
     塗りや盛り付けなどに使用し種類も豊富。
     餡切りや金団などの【竹べら】
     中華によく使う【鉄べら】
     【一文字】は卵を返す金へら
     【ダイナー】はフライ返し
     各種の木製【しゃもじ】
     テンパン用の【スケッパー】
     調理に使う【ミートフォーク】
     クリーム用の【セルロイドべら】
     あらゆる用途に使う【万能べら】と【ゴムべら】
弁当<べんとう>
     世界中にあるが日本は多様においてトップ。
     その理由は冷めても旨い米にある。
     平安時代からは様式もできた。
     基本的に外出時に食べるものであるから
     器は携帯に便利に出来ている。
     様々な形のお重があり、一重から三重。
     家庭で接客に使う場合もある。
     【松花堂】や【大徳寺】は茶の湯から。
     【信玄】【幕の内】【茶箱】など種類が多い。
     入れてはいけない物は、
     納豆やニラなど移り香が強いもの。
     汁が出るもの。
     時間経過で色がとぶもの。味が変化するもの。
     腐敗しやすいもの。


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posted by 魚山人 at 07:47 | 和食の世界 | 魚山

2008年03月19日

板前用語ふ〜

<ふ>
     小麦粉のグルテン(たんぱく質)を澱粉と分離
     そのグルテンから作るもの。
     元であるグルテンを「かすみ麩」または「麩素」
     これを加工して「生麩」と「焼き麩」にする。
風味漬け<ふうみづけ>
     香味野菜や香辛料を加えた漬け物。
ぶうぶう
     湯茶をさす京都言葉。
     「ぶうぶう漬け」(ぶぶづけ)はお茶漬けの事。
風味焼き<ふうみやき>
     葱や生姜と焼いた焼き魚。
     共に焼いて香りを移す。
深川飯<ふかがわめし>
     深川丼。
     むき身のアサリを炊き込んで葱を薬味にした丼。
     発祥は日本橋(旧市場)だという説もある。
     関連記事 下谷で食べる鉄火丼
富貴豆<ふきまめ>
     乾燥そら豆をもどして甘煮したもの。
     煮方が難しい。蜜を分けて入れること。
吹き寄せ<ふきよせ>
     秋から冬の木枯らし、吹き寄せられた葉、
     これを模した料理又は干菓子の盛り合わせ。
     煮物仕立て、鍋仕立てが多いが、
     各種の料理を配するケースが多い。
     ちらし寿司も吹き寄せの一種である。
複合化学調味料<ふくごうかがくちょうみりょう>
     グルタミン酸系やイノシン酸等の旨味成分を、
     複数ブレンドして旨味を増強させたもの。
     化学調味料と聞くだけで毛嫌いする人が多いが
     誤った考えである。毒ではない。
     使い方の問題であろうと思う。
袱紗卵<ふくさたまご>
     覆紗卵という書き方もある。
     二種の材料を合わせたものを指す。
     茶道の袱紗に由来している。
     袱紗には「柔らかい」という意味もあり、
     ふくさ卵は半熟に仕上げた卵料理、
     もしくは焼き卵をほぐしたもの。
     「袱紗味噌/福紗味噌」は合わせ味噌のこと。
     「袱紗料理」は本膳を略式にしたもの。
福神漬け<ふくじんづけ>
     東京下谷『酒悦』の商標登録であった。
     七種の野菜(れんこん、なす、にんじん、
     きゅうり、なたまめ、干しだいこん、しそ)を
     不忍池の弁財天に模した、みりんしょう油漬け。
     水飴で仕上げている。
含ませ<ふくませ>
     含めとも言う。
     多用される和食の煮方である。
     栗、豆、くわい等を砂糖煮し、
     その汁(シロップ地)に漬けて味を含ませる。
     砂糖の多用が問題だが、
     現在は砂糖不使用で作れる。
含ませ煮<ふくませに>
     大量のつゆで時間をかけて作る煮物。
脹ら煮<ふくらに>
     アワビを煮たもの。
     「福良煮」とも。
福茶<ふくちゃ>
     正月や節分用のお茶。
     番茶、ちょろぎ、昆布、小梅、かちぐり
     さんしょうの実、大豆
     この七種を煎じる。
普茶<ふちゃ>
     中国の隠元禅師(隠元隆g)が
     黄檗山萬福寺で大衆に施した茶。
     煎茶道の祖でもある。
     同時に料理も始め、精進料理に影響を与えた。
     これが【普茶料理
脹らし粉<ふくらしこ>
     ベーキングパウダー。
     重曹を元に酸を加えたもの。
     目的は炭酸ガスを発生させること。
覆輪<ふくりん>
     「りんかけ」とも言う。
     材料の外側に別の材料を被せた料理。
節卸し<ふしおろし>
     主に「まぐろおろし」をさす言い方。
     身を四つ割にしてブロック(一と車)にする。
     サクドリ前の作業にあたる。
藤作り<ふじづくり>
     刺身刀法のひとつ。
     例えばイカを輪切りにする、
     それを縦に包丁する、
     行儀良く皿に回し並べる、
     こうすると藤の花を表現できる。
<ふすま>
     小麦のぬかの事。胚芽と外皮の混合物。
     栄養価が高くほとんどが飼料に使われる。
     これに勝る食物繊維はあまりなく、
     筆者は10年来愛用している。
伏せ出汁<ふせだし>
     精進出汁の一種。
     カンピョウ、昆布、シイタケの三種に湯を入れ
     しばらくおいて出汁とする。
二身焼き<ふたみやき>
     二色焼きのこと。
     二種の異なる材料をあわせて焼く。
蓋を切る<ふたをきる>
     蒸し物、煮物の蓋をずらすこと。
     吹きだしや蒸気の水滴防止。
葡萄酒煮<ぶどうしゅに>
     マトロートに習った煮方をする場合
     葛仕立てにする場合が多い。
     健康効果を期待してワインを多飲する人がいる
     これは逆効果にしかならない。
     程々に楽しむべきもの。
葡萄茄子<ぶどうなす>
     小ナスを含め煮にしたもの。
     他の素材をぶどう色に煮上げるのを
     『ぶどう煮』または『甲州煮
葡萄豆<ぶどうまめ>
     大豆を両味で堅めに煮たもの。
プランキット
     あく止めに使う業務用の漂白剤。
振り海鼠<ふりなまこ>
     茶ふりなまことも言う。
     番茶の煮だし汁でさっと茹でる。
     茶振りは他にタコを茹でるときも使う。 
振り分け<ふりわけ>
     胡瓜や人参などの長い野菜の切り方の一。
     端を少し残し蛇腹切りの様に薄く切り込む。
     ただし蛇腹のように裏は切らない。
風呂吹き大根<ふろふきだいこん>
     「風炉吹き」と書いてもよい。
     大きめの大根を一寸(3p)の厚さに輪切りにし
     柔らかく煮て、主に味噌だれで食べる。
     いちじく、かぶ、冬瓜、御所柿でも作る。
文銭切り<ぶんせんぎり>
     長い野菜やゆで卵の芯を正方形に抜き、
     小口から切ったもの。
文銭卵<ぶんせんたまご>
     黄身返し、逆卵。
     1 生卵の上部に小さい穴を開ける
     2 その穴から身を抜き塩か砂糖で味を
     3 黄身と白身を分け黄身だけ穴から戻す
     4 大根を長角にし穴にさしこむ
     5 固定させて蒸す
     6 できたら大根を抜く
     7 抜いた穴に卵白を入れる
     8 再び蒸す
     9 出来たら冷まして殻をむく
     10 小口から切って盛る

     長方形に切った人参を茹で
     白身だけを戻し人参をさして蒸し
     そのまま仕上げる手法もある
     これは『文銭人参』
     切ると芯が赤、周りが白になって縁起よい。



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posted by 魚山人 at 23:48 | 和食の世界 | 魚山

2008年03月17日

板前用語ひ〜

火入れ<ひいれ>
     調味料や料理の変質腐敗を防ぐ為の加熱。
     調味料系は沸騰させない様に過熱、
     料理系も煮沸に注意する。 
氷魚<ひうお>
     琵琶湖産の小鮎をこう呼ぶ。ヒオとも読む。
控え重<ひかえじゅう>
     五段重ねのお重の四番目の重。
     「与の重」とも言う。
     料理を補充する予備の料理を入れておく。
<ひしお>
     小麦、大豆の麹に塩を加え醸造した調味料。
     野菜のひしお漬け(なす、うり)やもろきゅうがある。
     魚醤や塩辛を指す場合もある。 
光り物<ひかりもの>
     こはだ、さば、あじ、いわし等背が青光りした
     鮨ネタ。
菱餅<ひしもち>
     3月桃の節句に供える餅。
     菱形が特徴で、雛に対して供える。
     三色は上から白青黄、
     五色は上から白青桃白黄。
びしょだま
     半熟加熱にとどめたいりたまご。
     他の材料と合わせ再び加熱したりする。
氷頭鱠<ひずなます>
     鮭の頭部分にある軟骨(ひず)を薄く切り
     塩鮭なら塩抜きして甘酢でなますを作る。
浸し豆<ひたし豆>
     1 青大豆をやわらかく煮てしょう油で食べる
     東北や信州の料理。
     2 平たく、中央に斑点のある緑地の色大豆『鞍掛』
浸し物<ひたしもの>
     お浸し、したし。
     野菜を茹でてしょう油味で食べる。
     二杯酢や三杯酢で食べる場合もある。
     野菜の色を飛ばさない茹で方が大切。
引越し蕎麦<ひっこしそば>
     東京で江戸時代から続く風習。
     転居先の向こう三軒両隣に配るそば。
     ざるそばが主。
     「おそばに長く」の意だと云う。
一口吸物<ひとくちすいもの>
     箸洗いと同じ。
     料理の終わり頃出す簡素な吸物。
彼岸<ひがん>
     春分の日、秋分の日の前後7日間。
     春は牡丹餅(ぼたもち)、秋はお萩(おはぎ)
     他、草もち、稲荷鮨、彼岸団子などを仏に供える。
引き菓子<ひきがし>
     慶弔に使う菓子で「式菓子」とも言う。
     肴であれば「引き肴」である。
火取る<ひどる>
     カラスミや干し子類をこうする。
     中心まで加熱せず外側だけを炙ること。
ひね漬け<ひねづけ>
     古漬けと同じ意味。
     ぬか漬けを長く漬けたものを指すことが多い。
     大根を三年以上味噌漬けにした
     「べっこう漬け」はひねづけの最高峰。
日の出蒲鉾<ひのでかまぼこ>
     白板かまぼこを紅に染める。祝事用。
日の出南京<ひのでなんきん>
     小型のかぼちゃの頭を切り落とし中をくり抜く
     ゆで卵を芯として周囲に卵でつないだ挽き肉
     落とした上部を蓋にして蒸す。
     横から包丁する。
     宮崎県の郷土料理。
日の出蜜柑<ひのでみかん>
     蜜柑の寒天デザート。
     実を抜いた蜜柑に汁と寒天を戻し冷やす。
     又は実を寒天で固める。
姫皮<ひめかわ>
     竹の子の先端部分を包む薄い皮。
     甘皮、絹皮とも呼ぶ。
     よくあくぬきしてから使う。
百一漬け<ひゃくいちづけ>
     水の半量の塩を煮溶かした塩水を冷まし
     途中で焼きみょうばんを加える。
     これでナスを漬けたもの。(簡易な作り方)
     また、沢庵の100日漬けを「百一沢庵」
冷やし吸物<ひやしすいもの>
     いくぶん濃い目に味をした冷たい椀。
     すいとろ(とろろ汁)もこれになる。
     茶碗蒸しや吸物を冷ましたものは
     「冷やし茶碗」と言う。「冷やし鉢」もある。
冷奴<ひややっこ>
     説明の必要がない夏の豆腐料理。
     奴(やっこ)とは正方形に包丁する事である。
     旗本の従者(奴)の紋所が正方形であるから
     この名が付いたと云う。
<ひら>
     おひらとも言い、大を「大平」
     平鉢の略語であるが、
     汁ものは入れず、煮物を盛る。
平作り<ひらづくり>
     重ね作りと同じ意味の刺身刀法。
     一文字や長手や引きと混同してしまい、
     現在はこれらの刺身包丁の総称になっている。
飛龍頭<ひりゅうず>
     がんもどきと同じ意味。普茶名らしい。
     もめん豆腐をくずして野菜などと混ぜ揚げる。
広蓋<ひろぶた>
     お盆より大きく、番重(ばんじゅう)より小さい。
     料理を上げ下げする膳である。
     出前の岡持ちもこの種である。
     現在は番重に収斂してる様である。 

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posted by 魚山人 at 20:02 | 和食の世界 | 魚山

2008年03月11日

板前用語は〜

灰あく<はいあく>
     木や藁の灰を沈殿させた後の澄んだ水。
     色だし、あくぬき、あくどめ、柔らか煮などに使う。
     今は重曹があるのであまり使わない。
梅花卵<ばいかたまご>
     紅梅、白梅がある。
     うずら卵を固ゆでにする
     熱いうち殻をむく
     竹串五本を等間隔で卵の周囲に並べる
     輪ゴムで上下を縛り冷ます。
     紅は着色する。
     これを切ると梅花卵になる。
     口代わりや折詰め等に使うとよい。
盃洗<はいせん>
     盃を返す返杯のとき洗う水の入った丼。
博多<はかた>
     博多帯の縞目になぞらえた料理全般。
     重ねて切り口に模様を出す。
<はかま>
     1 つくしの固い節殻
     2 エビの尾から一節目の殻(揚げるとき剥かない)
     3 松葉の枝部分
白扇揚げ<はくせんあげ>
     白煎揚げとも書く。
     泡立て卵白と小麦粉を衣にして揚げる。
     軽く揚げるのが特徴なので通りの悪い材料は不向き。
     別名「白妙揚げ」
白的<はくてき>
     精進用語で白飯を指す。
白煮<はくに>
     出汁、糖蜜、塩、まれに白しょう油、
     これらで材料に色を付けないで煮る。
歯車切り<はぐるまぎり>
     野菜の飾り切りのひとつ。
     ノコギリの刃の様な形を周囲につけて切る。
     幅を細かくすれば「素巻き切り」
羽子板切り<はごいたぎり>
     正月料理に使う細工包丁。
     固めの野菜を羽子板形に包丁する。
箱鮨<はこずし>
     別名大阪ずし。押し鮨。
     バッテラでも通るが、
     ばってらとは京都でさば鮨を指していた。
     箱鮨とバッテラ
<はし>
     語源は鳥の嘴にあるらしい。
     料理用は採箸(さいばし)といい
     真菜箸(盛り又は鉄)、揚げ箸、煮物箸
     常用箸には、とり箸、子持ち箸、刺身箸など
     確実な分け方はないようである。
     しかし材質の違う箸を合わせてはならない、
     葬儀の骨拾いだからである。
箸洗い<はしあらい>
     懐石では最後、会席では中間か最後
     別名「湯洗いもの」
     小吸い物である。
端じ噛み<はじかみ>
     「生姜」と書いてもよいし、
     「恥じかみ」と書いてもよい。
     古名でショウガをさし、山椒の古名ともいう。
     どちらにしろ現在は酢取りショウガ
     新ショウガを指している。
     焼き物のあしらいや酢の物に使う。
箸割り<はしわり>
     先付けお通し前菜のこと。
     「箸付け」とも言う。
箸休め<はしやすめ>
     料理の途中で出す小盛り料理。
     酢の物や和え物が多い。
     もしくは料理をさっぱりさせる為の添え物。
走り<はしり>
     季節の最初に出る生鮮食品。
     「走り物」でも「初もの」でも同じ。
ばち
     場違いという意味。
     本場以外でとれた食材。
     あやかった名を持つ食材など。
<はち>
     深みのある器のこと。
     献立に「鉢肴」とあればそれは焼魚を指す。
     この焼魚に添える酢物煮物などを「鉢前」と言う。 
     またこの器の代わりに別の料理を入れるとき
     これを「鉢代り」と言う。
鉢蒸し<はちむし>
     白身の魚を出汁調味液と器で蒸す。
     茶碗蒸し、ちり蒸しもこの一種。
八寸<はっすん>
     方八寸(24センチ))の片木盆(べぎぼん)、
     又はそれに盛った懐石料理。
     しかし現在は色々な器を使う。
     料理も簡単な物ニ三品から、
     凝った多種の品になっている。 
     足無しの膳を「八寸折敷」という。
     広島に八寸という料理があり、
     これも8寸の器に盛る。別名「おはっすん」
ばらずし
     岡山の豪華なちらしずし。
八杯豆腐<はっぱいとうふ>
     豆腐のすまし汁。
     出汁4酒2しょう油2が元割り。
八方出汁<はっぽうだし>
     八方汁ともいうあらゆる用途に使える出汁。
     出汁4〜8味醂1しょう油1が基本。
     天ツユやそばツユもこの一種である。
     酒八方、しょう油八方、みりん八方など
     割を強めた調味料の名で分けもする。
花卵<はなたまご>
     竹串に縛った絹糸だけで
     様々な花模様をゆで卵で作る事ができる。
花菜<はなな>
     あぶら菜のこと。
跳ね切り<はねきり>
     鮭やブリなどを切り身にする刀法の一つ。
     魚屋が多用する。
羽二重<はぶたえ>
     優雅な料理や菓子に冠する言葉。
羽盛り<はもり>
     うずらなどの鳥を焼き、羽根を広げた形で盛る。
     主に祝い膳に使う。
針打ち<はりうち>
     串打ちとも言う。
     塩分を抜くとき、調味液を浸透させたいとき
     又焼き魚や加熱調理で縮まない様に
     材料の表面に串を打っておくこと。
針切り<はりきり>
     針しょうが、針わさび、針のり、針ねぎ、
     針みょうが、針しそ、針いも等
     極千に打ったものを天盛りや添えに使う。
     切り方の一つ。
針針漬け<はりはりづけ>
     割り干し大根を小口に切って三杯酢に漬けたもの。
春風干し<はるかぜぼし>
     風干しのことである。
     みりんしょう油や塩水に浸して天日干しにする。
     生干しが良い。
半煎り卵<はんいりたまご>
     ビシャ玉、グシャ玉とも言う。
     半加熱の卵で料理のつなぎに使う。
半月<はんげつ>
     円形を半分にし半月に見立てた料理や刀法。
半熟卵<はんじゅくたまご>
     卵白が固まり卵黄は生茹で状態の半ゆで玉子。
     ほどよい状態にするのは難しく経験が要る。
     卵を3分ほど加熱する方法と
     沸騰湯を下し、余熱で茹でる方法が主だが
     その中間に様々な技法が存在する。
半助<はんすけ>
     鰻の頭を白焼きにしたものを指す大阪言葉。
     これを出汁にした鍋が「半助鍋」

礬水<ばんすい>
     焼きみょうばんを溶かした水。
     色止め等に使う。
盤台<ばんだい>
     はんだい、とも言う。円形の桶で円形。
     魚などで使う食器。
     寿司屋で使う場合『半切り』と呼び
     すし飯を酢で合わせる用途用に大きい。
     さわら材が良い。
     洗剤で洗ってはいけない。


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板前用語の〜

鋸包丁<のこぎりぼうちょう>
     氷ノコとは別種で特殊包丁の一種である。
     最近あまり見なくなった。
     剥き物道具にも入っていない事が多い。
     小型大型があり固い芋や長い物を切る包丁。
野沢菜<のざわな>
     宝暦年間(1760年頃)長野野沢温泉村に移植
     村の健命寺の住職が京都から持ち帰った天王寺カブ。
     アブラナ科のツケナ、その中のカブナ群に属する。
     かぶ菜、信州菜、三沢菜など異名も多い。
     全国的なった野沢菜漬けはもちろんこれで作る。
伸し<のし>
     1 材料をまっすぐにすること
       のし串、のし梅、のしいか、のしもち、のしどり
     2 そのまっすぐにした材料の呼び名
       のしえび
     3 切ったり成型したりしてのし形にしたもの
熨斗<のし>
     紅白の紙を長手六角に折った祝儀の添え。
     元来はアワビを干したものを指す。
     「あわびのし」は婚礼の引き出物や祝宴に使った。
伸し板<のしいた>
     伸し棒と対の板。
     そばやうどんに使用する主に檜製の板。
能代揚げ<のしろあげ>
     生身(魚のすり身)に卵黄を付けて揚げる。
濃餅<のっぺい>
     濃い味の煮しめ。両味(砂糖・醤油)
     山陽の郷土料理。
濃餅汁<のっぺいじる>
     これは山陰から東北にかけての郷土料理。
     山鳥、猪、野菜、豆腐等具沢山が特徴の汁。
     うすい餡を張るときもある。
のっぺ汁<のっぺじる>
     島根の正月料理。
     野菜や貝のあんかけ汁。
濃餅蕎麦<のっぺいそば>
     薄葛仕立てのあんかけそば。
昇り串<のぼりぐし>
     別名「波打ち」
     主に川魚が川を登る姿を模して打つ
     串の打ち方のひとつ。
海苔和え<のりあえ>
     乾燥のりをもどして調味したもので和える。
海苔酢<のりず>
     戻した焼き海苔を三杯酢で。
     当り漉して吉野酢を加える場合もある。
海苔煎<のりせん>
     1 岩石のり
       生や戻しのりを調味し、天板に並べて焼く。
     2 蛤の汁で海苔を接着し炙る。
     3 焼き煎餅。
海苔巻き<のりまき>
     狭義では寿司飯で具を巻いたもの。
     広義では海苔で巻いた料理全般。
     寿司用語ではカンピョウ巻きを指す。



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2008年03月05日

板前用語ね〜

根芋<ねいも>
     「芽いも」のこと。
     里芋や八ツ頭の軟化茎を指す。
寝かす<ねかす>
     1材料をしばらく置いておく
     2料理をしばらく置いておく
<ねぎ>
     ユリ科ネギ属 中国西部原産 旬は冬
     日本では『日本書紀』に『秋葱』として記載がある。
     大別して根深ネギと青ネギに分かれる。
     ●根深ネギ(白ねぎ)
        銘柄として深谷、磐田、那須の白美人
      千住ねぎ群
       一本太、合黒、金長、長悦など
      加賀ねぎ群
       下仁田ねぎ、岩槻ねぎ、赤ねぎなど
     ●青ネギ(葉ねぎ)
      九条太ネギ群
       九条太ねぎなど
      九条細ネギ群
       九条細ねぎ
       (万能ねぎ・鴨頭ねぎ・芽ねぎ等が派生) 
     例外はあるが白ネギは北・東日本
     葉ネギは西・南日本に分かれる。
     『わけぎ』はネギとは別種で春先が旬。南日本
     『あさつき』はネギの近縁種。北日本
根芹<ねぜり>
     芹の根を食用に使う場合の言葉。
葱鮪汁<ねぎまじる>
     ねぎまとは葱とマグロの略語。
     火を入れたマグロを葱と椀にしたものがねぎま汁。
葱味噌酢<ねぎみそず>
     酢味噌に白葱の青い部分を当たって加える。
猫足膳<ねこあしぜん>
     猫の足の形に似せて作った足を持つお膳。
根白草<ねじろぐさ>
     芹のこと。
捩じり蒟蒻<ねじりこんにゃく>
     手綱こんにゃくのこと。
     短冊に切ったこんにゃくの中央に縦包丁、
     そこに端を潜らせる。
ネクタリン
     『油桃』『ずばい桃』とも言う。
     甘酸っぱい桃の改良種。離核水蜜。
根も葉も汁<ねもはもじる>
     奈良の盆料理。
     油で炒ったナス、キュウリ、揚げ豆腐を味噌仕立て。
練り切り<ねりきり>
     白あんに微塵粉を加え練り蒸した特殊なあん、
     『ねりきりあん』を使った上等な和菓子。
練り粕<ねりかす>
     板の酒粕に味醂を振り数ヶ月寝かせる。
練り酒<ねりざけ>
     卵白と砂糖を酒に加えとろ火で煮たもの。
練り山椒<ねりざんしょう>
     求肥に山椒を加えて練りこんだもの。
練り味噌<ねりみそ>
     砂糖、酒か味醂で練り煮した味噌。
     柚子を入れればゆず味噌
     ごまを入れればごま味噌
     木の芽を入れれば木の芽味噌
     玉味噌とも言う。
練り物<ねりもの>
     調理に練る工程がある料理。
     1小豆あん、きんとん、ようかん、葛きり、練り味噌等
     2かまぼこ、ちくわ、はんぺん、さつまあげ等 
練り卵<ねりたまご>
     黄身だけ、あるいは白身を半分だけにし
     しゃもじで練りあげ、臭みを抜く。いり卵ではない。
年魚<ねんぎょ>
     鮎の呼び方のひとつ。

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posted by 魚山人 at 07:22 | 和食の世界 | 魚山

2008年03月04日

板前用語ぬ〜

縫い串<ぬいぐし>
     串の打ち方のひとつ。
     イカ等身の縮む材料を針で縫う形で打つ。
<ぬか>
     普通は米ぬかを指す。
     麦、粟、きびなどのぬかもある。
     糠味噌床、米油、渋抜き、あく抜き
     魚やたくあんのぬか漬けなどに使う。
糠漬け<ぬかづけ>
     塩を加えた糠にたくあんや魚類を漬け
     重石をしておく。北の地方では「こんか漬け」
糠味噌漬け<ぬかみそづけ>
     糠を炒り塩を混ぜ水をさす
     野菜を加え乳酸菌の熟成を待つ
     熟成した糠床に主に野菜を漬ける。
     関西では「どぶ漬け」という。
糠味噌煮<ぬかみそに>
     赤身魚をぬか味噌で煮込む。
     北九州の郷土料理。
抜き鮎<ぬきあゆ>
     産地で内臓を抜いて出荷される鮎。
     その内臓はウルカに加工する。
抜き板<ぬきいた>
     端ニ方または三方に縁の付いた板。
     鮨屋では巻物や握りを並べるのに重宝。
     大量の刺身を仮おきしたり俎の代用にも。
     元々は焼き魚の金串を抜く板である。
     それを略して「抜き板」の名。 
     白檜製の一枚板だがプラ製など色々。
抜き滓<ぬきかす>
     西京漬け、酒粕など各種味噌漬けの
     残り味噌で二番かす。
     別の用途に再利用する。
抜き型<ぬきがた>
     花や葉、幕の内や握りなどの形に
     打ち抜くステンレス製の器具。
<ぬた>
     味噌を利用した膾の一種である。
     酢味噌、辛子酢味噌、胡麻味噌等で
     魚貝や野菜を和える。
     あさりとねぎ、わかめとうど等が代表。
布目包丁<ぬのめぼうちょう>
     布の織目のように縦横に
     細かく包丁目を入れる包丁技法。
     別名「格子目」

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posted by 魚山人 at 14:27 | 和食の世界 | 魚山

2008年03月03日

板前用語に〜

煮合わせ<にあわせ>
     二種以上の料理を一皿に盛る「盛り合わせ」
にいもじ
     芋茎(ずいき)の別名
煮梅<にうめ>
     梅干の塩分を抜き甘く煮たもの。
     針で穴をあけて水にさらして塩と酸味を抜く。
煮え端<にえばな>
     煮物が沸騰した瞬間。
煮卸し<におろし>
     淡味の煮物に大根おろし加える。
     魚介や鶏肉と合わせるのが普通。
煮方<にかた>
     板場の調味担当。
     煮方としての経験を積んで
     はじめて板前と呼べる。板前の序列
苦玉<にがだま>
     魚類の胆嚢をさす言葉。
     調理中に潰すと身に苦味が回り洗っても落ちない。
     したがって通常は取り除く。
     サンマやアユは例外的に好んで食べられる。
握り鮨<にぎりずし>
     すしの歴史を参照
肉付け<にくづけ>
     鳥獣魚肉の挽き肉をつけたり詰めたりすること。
     その料理例が『肉詰め料理』
煮込み鮨<にこみずし>
     五目ずしの材料を米で炊いたもの。
煮転がし<にころがし>
     煮汁が無くなるまでいり煮する煮物。
     芋、筍、茸などが材料になる。
煮殺す<にころす>
     煮物の典型的な失敗作である煮過ぎ。
     材料の味が消えてしまうこと。
煮ころし<にころし>
     これは関西で「すりながし」をさした言葉。
二色卵<にしきたまご>
     ゆで卵の黄身と白身を別にし裏漉し、
     二段に重ねて蒸す。
     青寄せを加えた白身を入れて
     三段にすれば『錦卵』
     巻いて蒸す伊達巻様もある。
煮染め<にしめ>
     濃い味で煮た野菜。惣菜でいう「おにしめ」
     汁気を切り器に盛る。日持ちがよい。
煮出し汁<にだしじる>
     出汁と同義。
日光巻き<にっこうまき>
     唐辛子味噌を紫蘇葉で巻いたもの。
二丁盛り<にちょうもり>
     二点盛りと同じ意味。
     三丁、4丁と続く。
     刺身や煮物などに共通して使う。
煮付け<につけ>
     広義に使われ曖昧さのある語。
     正確には煮汁をつめる煮しめ。
煮抜き卵<にぬきたまご>
     1 固ゆで卵の関西言葉。 
     2 落とし卵(湯に落とす)
     3 湯せん卵
     4 半熟卵を煮る
煮抜き豆腐<にぬきとうふ>
     煮過ぎてすが入った木綿豆腐。
煮浸し<にびたし>
     素焼き魚を大量の湯で加熱後調味する。
日本料理<にほんりょうり>
     関西では生間流、関東では四条流が多い。
     正式の膳は一から三までの三つの膳。
     本膳料理の他、懐石や精進、会席もある。
     今は会席が普通である。
     前菜、お向、吸い物、口代わり
     焼き物、煮物、椀盛り、中皿、
     小吸い物、止め椀、強肴、八寸と豊富だが、
     西洋料理とくらべ主菜がはっきりしない。
     また高級なほど栄養価が低くなる特徴もある。
     季節感、器の多彩さ、包丁技法は比類ない。
二枚包丁<にまいほうちょう>
     刺身刀法の一つで、切り掛け作りに似る。
     サクの表面に縦に包丁目を入れて切る。
煮豆<にまめ>
     上記の『煮方』の腕前はこれで分かる。
     それほど乾燥豆を上手に煮るのは難しい。
煮物椀<にものわん>
     野菜などの実を沢山使った汁物椀。
煮焼き<にやき>
     一度煮た材料を焼く手法。
     ハモ、穴子などはこうすると旨い。
煮奴<にやっこ>
     やっこ(四角)切りの豆腐を薄味で煮る。
     すが入らぬよう火加減に注意。
煮寄せ<によせ>
     魚介や鳥肉をみじん切りにして煮る、
     その煮汁でそのまま寄せ、包丁して種とする。
睨み鯛<にらみだい>
     祝儀の席で出る鯛姿焼きは持ち帰るもの。
     観賞用で箸はつけない。
     だから「にらみだい」
人形卸し<にんぎょうおろし>
     刺身用の薬味。あまり見なくなった。
     山形に盛った大根おろしの天にワサビをのせる。
     形から「富士おろし」とも言い、
     「人形わさび」「こけしおろし」とも言う。
如心松葉<にょしんまつば>
     そば粉が原料の松葉様の京菓子。
煮物<にもの>
     鳥獣魚介と野菜などの材料を煮て調味したもの。
     参考記事

 

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posted by 魚山人 at 17:42 | 和食の世界 | 魚山

2008年02月27日

板前用語な〜

直し<なおし>
     一 ミリンのことで「流れ山」とも言う。
        (千葉流山産味醂から)
     二 酒の場合は加え手直し酒を指す。
流し箱<ながしばこ>
     長方形の金属容器で「流し缶」とも言う。
     抜き板は卵豆腐の時に使い
     寒天物、ゼラチン物、ようかん等は抜なしを使用する。
流し物<ながしもの>
     主に寒天を用い熱し流し入れて冷やし固めたもの。
     寄せ物とも言う。
ながらみ
     小粒の巻貝のことで味噌和えなどに使う。
     つぶ、きしゃご、団平まさご等とも呼ぶ。
ながれこ
     これはアワビの小型のもの。トコブシとは別種。
納豆焼き<なっとうやき>
     油揚げの中に納豆を入れ込み、
     しそ巻きで焼いたもの。
七草<ななくさ>
     「七種」とも書き、三通りある。
     春一(正月7日の七草粥に)
     せり、なづな、ごぎょう、はこべら、ほとけの座
     すずな、すずしろ この七種で邪気を払う。
     春二(正月15日の粥に)
     米、粟、ひえ、そば、小豆、きび、みのごま
     秋の七草
     荻、葛、桔梗、すすき、なでしこ、
     おみなえし、ふじばかま 
     この七種だが、荻と葛以外は食べない。
なべ
     独り立ちできる一人前の板前をさす。
鍋下<なべした>
     火のことを指す用語。
鍋回し<なべまわし>
     鍋返しをすると崩れる煮物などは揺すりまわす。
鍋屋<なべや>
     大きな旅館やホテルなどで鍋を専門に洗う人。
     かなりきつい仕事である。
生揚げ<なまあげ>
     関東での厚揚げの呼び方。
生代わり<なまがわり>
     刺身の代わりに出す生もの。
鱠・膾<なます>
     生魚貝類の酢の物が鱠。
     人参大根胡麻主体の野菜酢の物が膾。
生出来<なまでき>
     芯まで火が通らなかった料理。
     通しすぎ(こがし)よりは恥とされない。
嘗め味噌<なめみそ> 
     嘗め物という言い方もある。
     専用味噌に金山寺、もろ味噌、五斗味噌
     練って作るものに
     鯛味噌、とり味噌、てっか味噌、油みそ等がある。
嘗める<なめる>なめさせる
     主に塩を材料になじませる時に使う言葉。
名吉<なよし>
     ボラのこと。
     献立のお造りの欄には、
     【日の出名よし】と書く。
     鮮やかな紅色の血合いから。
生身<なまみ>
     白身魚のすり身のこと。
南禅寺<なんぜんじ>
     豆腐の別名。
     京都南禅寺の豆腐が旨いことから。
南禅寺蒸し<なんぜんじむし>
     裏漉し豆腐に卵白を加え汁でのばす
     鶏や椎茸や麩を入れて蒸す
     あんかけにし山葵を天盛り。
鳴門漬け<なるとづけ>
     材料をすだちの酸味をきかせた八方出汁に漬ける。
     すだちの名産地徳島の料理。 
難波<なんば>
     ネギをさす。
     大阪難波がネギの名産地であることから。
     「なんばん」とも言う。
     ねぎの料理になんばをつける。
南蛮<なんばん>
     昔は東南アジアを指す言葉だったが、
     外国から渡来した料理には何でも冠する。
     トウガラシやネギも南蛮を付けるから上記と混同する。
南部<なんぶ>
     胡麻を使用した料理に冠する言葉。

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posted by 魚山人 at 19:50 | 和食の世界 | 魚山
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Do not understand the heart of the person; if reject it, cannot understand the cooking  by魚山人